痛風の原因

痛風の原因

急に足の親指などが激痛に襲われる痛風、その原因はビールや肉・魚介類などプリン体を含む食品の摂りすぎと言われています。

しかし食品から多く摂取することは、痛風発作を引き起こす状況を作り出しやすいだけで、実は体内で起こる新陳代謝の際にプリン体は作り出されているのです。

それではなぜ痛風を発症する人としない人がいるのか、という疑問をもつ方もいるでしょう。

そのわけは、痛風の原因を知ることでみえてきます。

痛風の原因は尿酸(プリン体)

尿酸値が正常な場合とプリン体が過剰に増えた時の違い

よくいわれている痛風の主な原因としては乱れた食生活があり、体内の尿酸値が高くなりやすい食生活を繰り返すことで、体内に尿酸が溜まりやすくなるのです。

特に飲み会などの席では、ビールをはじめとするプリン体が多く含まれる食品を多量に摂取することが多いので、急激に尿酸値が上昇し痛風発作を引き起こす可能性が高まります。

実は人間の体内で毎日700mgほどの尿酸が作り出されていて、それと同じくらいの量が体外に排出され、常に血液中の尿酸量を一定に保っているのです。

しかし尿酸が作り出される量と排出される量のバランスが乱れてしまうと排出が間に合わなくなり、血液中の尿酸量が増えます(高尿酸血症)

そして血液に溶けることができなくなった尿酸は、少しずつ関節内に蓄積されて結晶化してしまうのです。

こうしてできた尿酸結晶を、免疫機能である白血球が異物と判断して攻撃します。

その攻撃によって尿酸結晶が溶けだすと同時に、周辺の細胞や神経が傷ついてしまうことがあるため、激しい痛みを伴う痛風発作を引き起こしてしまうのです。

高尿酸血症の原因は3つのタイプに分けられる

体内での尿酸生成量と排出量のバランスの乱れが、痛風の原因となる高尿酸血症につながってしまいます。

体内の尿酸量を一定に保って尿酸プールから溢れないように生成と排出をしていたバランスが乱れてしまう原因として、排泄低下型・産生過剰型・混合型の3つのタイプに分けられるのです。

高尿酸血症を引き起こす3つのタイプ

排泄低下型尿酸の産生量は正常でも排泄(排出)量が低下している状態
産生過剰型産生(生成)量が過剰で排泄量は正常な状態
混合型産生量は過剰でさらに排泄量は低下している状態

この状態が続くと、血液中の尿酸が溶解限界の7.0mgを超えることで、高尿酸血症つまり痛風予備軍ともいえる状態といえます。

そして、高尿酸血症または痛風を発症する割合で男性が多い理由には、尿酸値の正常値が関係しているのです。

一般的な成人男性は4.0~6.5mg/dl、成人女性は3.0~5.0mg/dlが尿酸値の正常値なので、7.0mgまでの余裕が少ない男性のほうが発症しやすいといえます。

さらに8.5mg/dlを常に超えている場合は、いつ痛風発作を起こしてもおかしくない状態です。

発作までは高尿酸血症から8年以上は経過しているとされているので、長い期間をかけて痛風発作を引き起こす危険性が高まります。

過剰摂取だけじゃないプリン体の過剰産生とは

プリン体の過剰産生とストレスや過剰な運動の関係

痛風の原因とされるプリン体は、食品から過剰摂取されているといわれがちですが、それだけではありません。

私たちの人の身体を構成している細胞の核酸にも含まれていて、新陳代謝のとき古い細胞が分解されるとプリン体が作り出されるのです。

食品から摂取するのは全体の約2割、細胞の代謝によって産生されるのが約8割であるため、痛風や高尿酸血症は食事を含む乱れた生活習慣が原因といえます。

その原因にはストレスも大きく影響していて、睡眠不足や身体的・精神的なストレスもプリン体の過剰産生につながるのです。

代謝時にプリン体が作り出されるということから、激しい運動も影響を及ぼしてしまうため痛風で悩む方にはスポーツ選手も含まれています。

つまり不規則な生活習慣であったり運動も過剰であることに気付いた場合は、プリン体が含まれる食品の摂取を避けるなどの対処法を知るために、痛風の原因を知ることが大切なのです。

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