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低用量ピル
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低用量ピルとは
経口避妊薬とも呼ばれる低用量ピルには、女性ホルモンが含まれています。
避妊や月経前症候群(PMS)・生理不順など女性特有の症状軽減に役立ってくれるのです。
なかでも低用量ピルは、毎日欠かさず服用することで排卵と子宮内膜の増殖を抑制してくれます。
排卵が起こらなければ女性の膣内に精子が侵入しても、受精することはありません。
また子宮内膜の増殖や成熟を邪魔することで、もし受精に至って受精卵ができたとしても着床しづらい子宮環境をつくり出すのです。
このような避妊効果以外にも、体内のホルモンバランスの乱れを低用量ピルの服用によって整えられるのでPMSや生理不順の改善効果も持っています。
女性にとって低用量ピルは、自身を守ることと生活を送りやすくするサポートをしてくれるのです。
低用量ピルの歴史

高い避妊効果のひとつに、排卵の抑制が大きく関係しています。
この作用は妊娠後の黄体ホルモンが影響している事実を、1900年代の初めには知られていました。
そして1930年代半ばのアメリカで、山芋に生理痛を軽減させる物質が含まれていることが発見されたのです。
このことがきっかけとなって、1960年にはアメリカ初のピルが認可されました。
しかし現在のピルの含有ホルモン量を比べると、当初のピルは数倍から数十倍も多かったといわれています。
それは血栓症のリスクが高い、など強い副作用が起こりやすかったことから、長期服用はおすすめできないものでした。
1960年当時、認可されたピルは現在でいう高用量ピルのようなもので、産婦人科やクリニックでも重度のホルモン療法などでしか用いられません。
当時のピルにあった、副作用や血栓症のリスクを減らすために用量を抑えるなどの改良がされ、1973年に低用量ピルは認可されたのです。
そして現在では副作用があらわれにくく、安全性と効果の高い低用量ピルが数多く開発・販売されています。
低用量ピルと超低用量ピルの違い
近年では、副作用を起こす要因のひとつともいわれているエストロゲンという女性ホルモンの含有量が低用量ピルよりも少ない、超低用量ピルも多数登場しているのです。
毎日の服用が必要な点と正しく服用することで、高い避妊効果が得られる働きにあまり違いはありませんが、副作用が少ないことで身体への負担を軽減できます。
そのことは低用量ピルの服用時に懸念される、血栓症のリスクを下げることにも影響するので超低用量ピルは、より安全性が高いといえるのです。
超低用量ピルは体内でつくられている黄体ホルモンに、よく似た成分を用いていることが多いので、従来のピルで起こりやすかった体重増加やむくみ・ニキビなどの症状があらわれにくいとされています。
ただし効果や副作用の感じ方には、個人差があるので自分自身に合うタイプのピルを選びましょう。
低用量ピルの処方と通販購入

現在の日本でピルを購入したい場合、処方箋が必要です。
何か気になる症状や他の薬を服用している方は、それらを医師に相談したうえでピルを処方してもらう方が安心といえます。
低用量ピルの場合は保険が適用されないことも多く、もし適用される場合でも上限の回数が定められているのです。
つまり低用量ピルを処方してもらうとき、全てもしくは一定の回数以上は自己負担となることがわかります。
もちろんピルの料金だけでなく、診察代と交通費も毎回かかってしまうのです。
そこで低用量ピルを買いたいだけ、という場合におすすめの買い方は通販利用です。
処方箋はもちろん必要が無いうえに、ジェネリック医薬品も取り扱いが多くあります。
また病院処方のように、わざわざ移動する手間もかからないので交通費も必要ありません。
ただ通販を利用するときには、注文後に製造国である海外から商品が発送されるので、約2週間は前もって注文することがおすすめです。
気になることがある場合は病院処方、ピルが欲しいだけの場合は通販というように買い方を使い分ける方法もあります。
低用量ピルの効果
女性に嬉しい効果がたくさんある低用量ピルは、2つの女性ホルモンが含まれています。
それはエストロゲンとプロゲステロンという成分で、これらの働きによってさまざまな効果を得ることができるのです。
毎日決まった時間に低用量のピルを飲むことで、高い避妊効果以外にも生理痛の軽減や子宮内膜症の治療と予防・ニキビ治療など女性特有の疾患に対して効果が期待できます。
このようなさまざまな症状に対して、低用量ピルはどのように作用してくれるのでしょうか。
仕組みについて理解した上で、正しく利用しましょう。
低用量ピルの作用

エストロゲンとプロゲステロンという、2つの女性ホルモンが低用量含まれているピルによってどのような作用が起こるのか紹介します。
本来2つの女性ホルモンは、排卵後に卵巣から分泌されるのです。
しかし低用量ピルの服用後は、血中のホルモン量が増えて脳は既に分泌された後だと錯覚を起こします。
そして脳下垂体に働きかけて、卵胞の成熟と排卵に必要な卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの分泌を抑制します。
また自然な状態では、ストレスや生活習慣で簡単にホルモンバランスは変動してしまいますが、低用量ピルを飲むことで血中のホルモン量が安定した状態を保ちやすくなるのです。
この作用によって、ホルモンバランスの変化で自律神経が乱れることも起こりにくくなり、一定の周期で生理が起こりやすくなります。
こうしたピルの作用を知った上で、うまく活用できれば自分自身を守ることにもつながるのです。
低用量ピルの避妊効果
2つの女性ホルモンが含まれている低用量ピルを飲むと、体内では妊娠時に近いホルモン状態になります。
すると脳は妊娠していると錯覚を起こして妊娠中同様、卵胞の成熟と排卵を抑える働きをするのです。
排卵自体が抑制することができれば、ほぼ確実に避妊は成功します。
それだけの作用だけでなく、子宮内膜の増殖を抑える働きと子宮頸管の粘液を変化させる働きがあるのです。
これらは受精卵ができてしまった時でも着床しにくくしたり、精子が子宮内に侵入するのを邪魔します。
低用量ピルは排卵や受精、着床というそれぞれの段階で高い避妊効果を発揮してくれるのです。
ピルが持つ避妊以外の効果
生活習慣や日頃のストレスなどでも簡単に乱れてしまうホルモンバランスだからこそ、低用量ピルを服用することで、体内のホルモン量を一定に保つために作用します。
それによって、ホルモンの急激な変化が影響する自律神経も乱れることが無くなり、精神的・肉体的にも落ち着いた状態に導くのです。
低用量ピルは、ホルモンバランスとともに自律神経を安定させる働きを持っていたり、排卵を抑制することで卵巣の負担軽減につながります。
このような働きによって女性特有の諸症状の改善や治療、ニキビ予防などにも役立ってくれるのです。
生理不順改善の効果
女性の体内では、本来ホルモンバランスが整っている状態が保たれています。
しかし何らかの理由でバランスが乱れてしまうと、排卵や子宮内膜が成熟するタイミングが正しい周期とずれてしまいます。
低用量ピルの服用を毎日続ければ、ホルモン量が一定量保たれるのでホルモンバランスが安定している状態を保つことができるのです。
その結果、生理周期も乱れにくくなり、生理不順の改善につながります。
生理痛・月経前症候群(PMS)軽減の効果
ホルモンバランスの乱れは、生理不順を引き起こしやすくするだけではありません。
女性ホルモンが急激に変化してしまうと、自律神経のバランスが崩れることで月経前症候群(PMS)を引き起こします。
また酷い生理痛には子宮内膜の厚さが関係しています
低用量ピルを服用することが、ホルモンバランスを乱れにくくして子宮内膜が厚くならないように働きかけてくれるので、PMSや生理痛の軽減効果が期待できます。
子宮内膜症・子宮筋腫の治療と予防
卵胞ホルモンであるエストロゲンの過剰分泌によって子宮内膜が厚くなったり、経血量が増えることで子宮内膜症や子宮筋腫の症状は悪化してしまうのです。
子宮内膜が厚くなることを抑え、痛みを軽減するとともに経血量を減らす効果がある低用量ピルは、子宮内膜症や子宮筋腫の症状改善や治療そして予防に働きかけます。
卵巣がん・子宮体がんの予防
ホルモンバランスの変化のなかで、エストロゲンが過剰分泌そしてプロゲステロンが減少したとき、女性の体内では子宮体がんが発生しやすくなると言われています。
そんなエストロゲンの過剰分泌を防ぎ、プロゲステロンを一定量体内に保つことで子宮体がんの発生率の低下、また排卵を抑制して卵巣の負担が軽減できるので卵巣がんの発生率低下にもつながります。
低用量ピルの効果を安全に得るために
低用量ピルを飲むことでホルモンバランスを一定に保ち、生理不順や生理痛の軽減、ニキビ予防、避妊などさまざまな効果を得られるのです。
ただ医薬品である以上は、副作用を引き起こす可能性もあります。
一般的に低用量ピルの飲み始めにはさまざまな症状が起こることが多く、服用を続けてホルモンバランスが安定してくると、副作用の症状も落ち着いていくのです。
低用量ピルの作用を知ると同時に副作用についても事前に知っておくと、より安全に効果を得ることができます。
低用量ピルの副作用

体内のホルモンバランスを安定させることで、低用量ピルは避妊や生理不順の改善・生理痛の軽減などさまざまな症状に対して高い効果を発揮してくれるのです。
しかしそれは、人為的に体内のホルモンバランスを一定量に保つことを指しています。
普段とのホルモンバランスの違いからピル服用後は、副作用を引き起こす可能性があることを理解しておきましょう。
どのような副作用があるのか事前に知っておいて、万が一起きてしまった時には対処できるようにしておくことで安全に低用量ピルを服用できます。
副作用は妊娠初期の症状に似ている
低用量ピルの副作用として多いのは、吐き気や嘔吐・めまい・乳房の張り・不正出血などの症状であり、妊娠しているときの症状に似ているのです。
これは毎日欠かさず服用することで、妊娠している時に似たホルモン状態を保ち、排卵抑制やホルモンバランスの正常化などの効果を得られます。
特に低用量ピルを服用しはじめたばかりであれば、従来のホルモンバランスと異なり、ピルに含まれる用量によってホルモンバランスは保たれます。
このときホルモンバランスの変化が起こることで、副作用が起こりやすいとされているのです。
だんだん症状は落ち着いてくる
飲み始めに副作用が起きたとしても、毎日服用していれば徐々に身体はピルに含まれるホルモン量に慣れてきます。
すると副作用はだんだん落ち着いてくるので、2~3ヵ月程度では症状は改善されることがほとんどでしょう。
ただ個人差があり、副作用が強くあらわれる可能性もゼロではありません。
服用中に急激な症状の悪化を感じたり長時間に及んで症状が続く場合は、一旦服用を中止することがおすすめです。
明らかに強い症状の悪化を感じた場合は、ピル自体が身体に合っていない可能性もあるので他の種類に変えてみることもいいでしょう。
起こりやすい副作用の症状とは

低用量ピルの服用中は、体内のホルモンバランス量が妊娠初期の状態に似ていると言われています。
そのため、気持ちわるい・吐き気や頭痛がある・乳房の張りやむくみ・ニキビや肌荒れなどが起こりやすいのです。
また今では、副作用を引き起こしやすいといわれているエストロゲンをあまり含んでいない超低用量ピルも登場しています。
低用量ピル同様に高い効果を発揮しながらも、身体への負担は軽減されているのです。
重大な副作用は起こりにくい
代表的な副作用のほかにも、倦怠感や抑うつ感・血圧の上昇などが報告されています。
ピルは身体に大きな負担がかかるイメージを持たれやすいですが、重大な副作用の症状は起こりにくいと言われています。
急な息切れや胸の痛み・動悸・意識障害・痙攣・食欲不振などが起こった場合、放置してしまうと重篤な症状を引き起こす危険性が高まってしまうのです。
強い副作用が起こったり、時間の経過とともに症状が悪化してくるようなことがあればなるべく早く病院を受診することをおすすめします。
特に注意したい血栓症

低用量ピルを服用するにあたり、特に注意したい副作用が血栓症です。
これは血管内に血液の塊である、血栓ができることで心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険性が高まります。
エストロゲンの量が多いこととホルモンバランスが乱れることで、血栓症ができやすい状況ができてしまうのです。
つまりエストロゲンの含有量が少ない低用量ピルほど、血栓症を引き起こす危険性は低いことが分かります。
ピル服用後に頭や胸部・腹部などに強い痛み、また手足などにも痛みや腫れ・しびれ、特にふくらはぎに痛みを感じた場合は、血栓症の前兆である可能性もあるので早急に医師の診断を受けてください。
長期的な服用をする際にも、血栓症を含む身体への影響は注意が必要です。
低用量ピルを服用している間は病院などの医療機関で定期的に血液検査を受けることが大切です。
正しく飲んで副作用を最小限に
ピルの効果を得たい場合には、事前にこうした副作用について理解しておく必要があるのです。
最近の低用量ピルは副作用が抑えられていて、安全性も高い種類は増えてきています。
しかし効果や副作用には個人差があるので、自分自身に合う種類を選ぶことが大切です。
同時に正しい用法・用量を守る必要があります。
それは服用のタイミングを誤ったことで十分な効果が得られなかったり、間隔が早すぎることで体内のホルモン量が増えて作用が強くなって、強い副作用を引き起こす可能性もあります。
そのため、正しい方法で飲めば副作用が起こる可能性を最小限に抑えることができるのです。
避妊効果だけではなく、生理不順の改善や生理の予定日の調整にも役立つ低用量ピルには、目的に適した飲み方があります。
低用量ピルの飲み方

女性ホルモンが含まれている低用量ピルを服用するとき、避妊や生理不順の改善・生理痛の軽減・生理日の調整などの目的に対して高い効果を得るためには、ただ毎日飲むというだけでは不十分です。
目的に応じて飲み始めるタイミングを調整することはもちろん、高い効果を得るためには万が一服用を忘れてしまった時の対処法などを知っておく必要があります。
低用量ピルで失敗しないためにも、正しい飲み方を理解しておきましょう。
1日1錠を毎日決まった時間に服用
低用量ピルは、1日に1錠を水またはぬるま湯で服用することが必要です。
女性ホルモンのバランスを人為的に保つことで、さまざまな効果を得られます。
つまり血中のホルモン量を一定に保つためにも、なるべく決まった時間の服用は最も良い方法といえるのです。
時間がバラバラの場合は、血中のホルモン量にもバラつきが出てしまうので副作用が出やすくなったり、作用が弱まってしまう可能性があります。
高い効果を得るには、体内のホルモン量をできる限り一定に保つことがもっとも良いので、飲む時間にアラームを設定するなどして毎日決まった時間に飲むようにしましょう。
21日間服用したら7日間は休薬

低用量ピルの服用をやめることで、エストロゲンとプロゲステロンの分泌終了と同じ状況になり、生理が引き起こされます。
そのため整った生理周期(28日~30日)である28日間を目安に、21日間は低用量ピルを飲み、7日間は飲まない期間を設けるのです。
服用を休んでいる間に生理は引き起こされるので休薬期間の7日が過ぎたら、また低用量ピルを21日間飲んで7日休むことを繰り返します。
21錠タイプと28錠タイプ
毎日飲む必要がある低用量ピルには、21錠タイプと28錠タイプがあります。
それは、ホルモンが含まれていない偽薬があるかないかの違いです。
何も効果がなければ偽薬は必要ないと思われがちですが、飲み忘れを防ぐことに役立ちます。
それは1シートに女性ホルモンが含まれている21錠と偽薬の7錠がセットになっていて、毎日1錠ずつ飲めば28日間で飲み終わるのです。
つまり1日1錠の服用を習慣づけることができます。
また21錠タイプの場合は、飲み終わった後に休薬期間である7日間が過ぎたことを自分自身で確認したうえで2シート目の服用を始める必要があるのです。
このとき生理中である、ないに関わらず飲み始めてください。
しかし28錠タイプであれば、1シート目の服用が終われば2シート目に移ればいいので、休薬期間を気にする必要がありません。
21錠タイプ同様に生理中である、無いに関わらず飲み続けてください。
タイプ | 偽薬 | 休薬期間 | 飲み忘れ |
---|---|---|---|
21錠 | なし | あり | しやすい |
28錠 | あり | なし | しにくい |
もちろん飲み忘れがなければ効果に違いは無いため、しっかりと1日1錠の服用そして21日飲んだら7日休むという習慣が身についていれば、休薬期間は錠剤を飲む手間が省けます。
低用量ピルの3つの服用方法
飲み始めはいつからでも良い、というわけではありません。目的や避妊効果を得たいタイミングによってスタート方法は異なります。
ピルの服用をスタートする3つの方法を知って、目的に合った方法を選びましょう。
デイワンスタート(生理初日から服用開始)
生理初日からピルを服用する方法です。
生理が始まって24時間以内に飲むことで、7日後から高い避妊効果を発揮してくれます。
28日の周期を終えた後、29日目つまり次の周期の初日にピルの服用を忘れないことが大切です。
初日から飲んでいれば排卵抑制にも十分間に合うので、一番確実に避妊するための始め方といえます。
サンデースタート(日曜日から服用開始)
生理開始後の日曜日からピルの服用をスタートする方法です。
この場合は月曜~金曜日で生理が終わったり、ほとんど終わりに近づいているといえます。
デートやイベントなどの予定が集中しやすい週末をストレスなく楽しみたい方にはオススメです。
服用後、約1週間では避妊効果が得られるスタート方法です。
避妊目的でピルを飲み始めたばかりの7日間は、コンドームを必ず利用することで効果を高めましょう。
クイックスタート(好きなタイミングで服用開始)
生理初日や何日目といった決まりが無い方法を、クイックスタートといいます。
既に生理が来ていて次の生理まで待てない、といった場合にオススメです。
避妊効果はサンデースタート同様、服用から約1週間後から得られるので初めの7日間はコンドームを併用した方がいいといえます。
生理不順の方でも、クイックスタートは始めやすいでしょう。
飲み忘れてしまった時の対処法
さまざまな効果がある低用量ピルは、1日1錠をなるべく決まった時間に服用することが大切です。
しかし飲み忘れてしまった場合にも、対処法があることを知っておきましょう。
ただ対処できるのは、24時間以内の場合のみです。
24時間以内であれば、気付いたときに服用してその後もいつもの時間がきたら当日分を飲みます。
そのため1日に2錠服用する場合もありますが、低用量ピルの効果を持続して得ることができるのです。
もし24時間以上が経過して飲み忘れに気付いた時に、すぐ服用しても効果が半減しているかほぼ無くなっている可能性があります。
このとき一度中止して改めて服用を始めるか、気付いた時点で飲んでその後もいつもの時間がきたら服用を続けるか選ぶ必要があるのです。
避妊を考えているなら約1週間は行為自体を避けるか、コンドームなどの他の避妊方法と併用によって避妊率を高めることをおすすめします。
低用量ピルにも飲み合わせがある

ホルモンバランスを整える効果がある低用量ピルには、飲み合わせがあまりよくない食べ物やサプリメントなどがあります。
女性ホルモンの働きに影響する、大豆イソフラボンやバストアップサプリ・美容サプリに含まれるプラセンタなどは、ピルがもたらす作用を強くしたり、場合によっては減弱させる可能性があります。
またビタミンCが含まれる柑橘系フルーツ、特にグレープフルーツやチェストベリー(チェストツリー)などは作用を強めてしまうことで、副作用が重い症状を引き起こす危険性があるので併用を避けましょう。
どの種類の低用量ピルであっても、あまり飲み合わせがよくないサプリメントや食べ物は共通しているので、これらには注意した上で服用する必要があります。
低用量ピルの種類
避妊だけでなく、女性特有の症状を改善してくれる効果を持つ低用量ピルは、いろいろな種類があります。
いくら効果が高くても、その分副作用が強くあらわれてしまっては意味がありません。
副作用が比較的抑えられていながらも、しっかり避妊効果を得られる低用量ピルが良いのです。
低用量ピルの特徴を知って、自分自身に合うものを選びましょう。
トリキュラー
日本国内の産婦人科で最も処方率が高いといわれる低用量ピルです。
本来、女性の体内で起こっている自然なホルモン分泌のパターンに似た、ホルモン量の変化を起こすことができるので人気があります。
むくみや体重増加・吐き気・不正出血などの副作用が比較的抑えられている三相性タイプの低用量ピルです。
マーベロン
これまでの低用量ピルと比較すると、ホルモン量が少ないので欧米人に比べて身体の小さな日本人に適している低用量ピルとも言われています。
副作用が少ないこと、そして高い確率で避妊が成功すると世界中でも広く利用されているうえに日本国内では避妊目的でも処方される低用量ピルの1つです。
ダイアン35
アジア人女性向けに開発された低用量ピルで、身体へ与える負担は軽く済みます。
避妊以外にも、ニキビや女性のAGA・多毛症などの改善や予防・バストアップに役立ってくれるのです。
従来の低用量ピルは副作用が強くて、利用することが難しかったアジア人の悩みを解決してくれた種類といえます。
ジネット35
アジア人向けに作られたダイアン35のジェネリック医薬品です。
身体が小さい方でも副作用が少ないので、安全に服用することができます。
トリキュラーのように三相性ではないので、錠剤の飲み間違える心配が無い低用量ピルです。
セラゼッタ
含まれるホルモン量を抑えて、日本人に合うように作られたマーベロンのジェネリック医薬品です。
本来はエストロゲンとプロゲステロンの2つのホルモンが含まれていますが、このセラゼッタはエストロゲンが含まれていない、ミニピルとも呼ばれています。
エストロゲンによって引き起こされやすい副作用を抑えることに成功した、身体に優しいピルです。
ロエッテ
低用量ピルのなかでは、最も避妊効果の高いピルとも呼ばれています。
毎日の服用でさまざまな効果を得られる低用量ピルでありながら、アフターピルとして利用することもできるのです。
緊急避妊時に利用する場合は72時間以内に1錠、さらに12時間後もう1錠服用するヤッペ法で高い効果を得られます。
オブラル-L
人気のトリキュラーと同じ主成分で、副作用が少ない低用量ピルです。
生理痛の軽減や月経前症候群(PMS)の症状改善、肌荒れや卵巣がんの予防に役立ってくれます。
含まれるレボノルゲストレルの働きによって子宮頸管の粘液を変化させ、女性の膣内へ精子が侵入しにくくすることで、高い避妊効果を得られます。
ヤーズ
2010年に日本での製造・販売が承認された新しいタイプの超低用量ピルです。特にPMSの症状を緩和させる働きがあります。
エストロゲン量を減らすことで、副作用が抑えられています。
また日本国内で認可されているので、高い効果がある上に安全性も確保されているので安心です。
ヤスミン
21錠タイプのピルのなかでも、第四世代であるうえにエストロゲン量を少なくした、超低用量ピルです。
副作用の改善とともに、更年期障害の症状軽減にも効果を発揮してくれます。
現在日本では認可されていないので、購入方法は個人輸入のみです。
ヤミニLS
副作用が起こりにくいと言われる、ヤスミンのジェネリック医薬品の超低用量ピルです。
ヤスミンよりもエストロゲンの用量が少ないので、より副作用は軽減されているといえます。
ニキビや更年期障害の改善・経血量の減少・卵巣がん予防の効果を持っているのです。
ジェネリック医薬品なのでヤスミンよりもお得な価格で購入できます。