ステンドラとは

ステンドラは、有効成分・アバナフィルから作られたED治療薬です。
バイアグラ・レビトラ・シアリスに続く第4のED治療薬として、2012年に販売が始まりました。

服用後最短15分で効き始めるという即効性や食事のタイミングや内容によって効果を低下させにくいという点で、従来のED治療薬よりも使い勝手がよいとして注目を集めています。

アバナフィルが配合されている先発医薬品は、vivus(ヴィーヴス)社によるステンドラと、Menarini(メナリーニ)社製のスペドラの2商品。ステンドラはアメリカ向け、スペドラはヨーロッパ向けに製造されており、どちらも日本では未発売です。

ステンドラの効果

【ステンドラの効果】
性器への血流を増強し、勃起と硬さの維持を助けます

ステンドラは、EDの原因酵素・PDE-5(ホスホジエステラーゼ5)に対する阻害作用があります。

EDは、加齢による血管の劣化や生活習慣病、ストレスといったさまざまな要因によって発症しますが、直接の原因は性器周辺の血行不良です。
血流が起こらないのは、PDE-5が血管拡張作用を持つサイクリックGMPという物質を分解してしまうため。ステンドラを服用すればPDE-5の働きが抑えられ、サイクリックGMPが正常に機能します。

性的刺激を受けてサイクリックGMPが作用すれば、性器への血管が緩み血流量が増加。挿入に必要な硬さの実現と維持が可能となります。
ステンドラの作用は服用から15分ほどで現れ始め、およそ6時間に渡って持続します。

100mgの服用時のED改善率は約74%です

ステンドラのED改善率
50mg服用時 64.3%
100mg服用時 73.9%

性行為の30分前にステンドラを服用し、挿入にした男性の割合は50mg/64.3%、100mg/73.9%でした。
また性行為を最後まで行なえた人の割合は、50mgと100mgのどちらも57.1%です。

ステンドラの飲み方

【ステンドラの服用方法】
1回1錠(最大100mgまで)を、性行為の1時間前までに服用します

ステンドラの説明書には、
・100mgないし200mgは性行為の15分前に服用
・50mgは性行為の30分前に服用
との記載があります。

ステンドラがもっとも強く作用するのは服用から30~45分後なので、確実に勃起できるコンディションを整えておくためには1時間前の服用がおすすめです。

服用と食事のタイミングに指定はありません

ステンドラの有効成分は体内で素早く吸収されることから、標準的な内容の食事であれば効果に影響することはないと言われています。

しかし「200mgを高脂肪食と一緒に内服した場合、1.12~1.25時間の最高血中濃度到達時間は延長し、最高血漿中濃度は39%減少する。つまり吸収速度は、有意に減少する」と言われています。
ステンドラ本来の効果を得るためには、空腹状態または食前に服用するよう心がけましょう。

服薬後30分以上経過していれば有効成分の吸収・代謝が進んでいるため、どのような食事を摂っても構いません。

食事の後でステンドラを服用する場合は、料理の内容に配慮が必要です。
油分や脂肪分が少なく消化に時間がかからないような食事に留めたうえで、食後2時間以上経ってから服用してください。

ステンドラの副作用・注意点

【おもな副作用】
頭痛、顔のほてり、動悸、鼻づまり、

ステンドラの副作用は、血管拡張および血行促進による影響がほとんどです。
成分の代謝とともに症状は軽快するので、過度な心配は必要ありません。

ただし4時間以上勃起状態が続く・痛みを伴う勃起が続くといった場合には、持続勃起症(プリアピズム)の可能性があります。
陰茎を損傷する危険性があるため、異変に気づいたらただちに医療機関を受診してください。

【ステンドラ服用時の禁忌】
・硝酸剤(狭心症の治療薬)、リオシグアト、sGC刺激剤(肺高血圧症の治療薬)などとの併用は禁止されています。血圧の大幅な低下を招く恐れがあります。
・CYP3A4阻害薬(抗真菌薬、抗生物質)との併用は禁止されています。
・有効成分(アバナフィル)に対して、アレルギーの既往歴がある人は服用できません。
・脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の発症したことがある人は服用できません。
・重度の肝機能障害または腎障害がある人は服用できません
・心血管系の持病がある人は性行為そのものが体に負担をかけるため、ステンドラの服用および性行為を控えてください。
・不安定狭心症、未治療の高血圧症、網膜色素変性症を患っている人は服用できません。

ほかのED治療薬と比べて併用禁忌に指定されている医薬品の数が多いので、ステンドラを服用する前には十分に確認しておきましょう。

【ステンドラ服用時の注意】
・65歳以上の高齢者は、有効成分の代謝機能が低下している場合があります。ステンドラを服用する際は、ごく少量に留めておく、または医師に相談のうえ服用量を決定してください。
・陰茎に欠陥がある、損傷しているという人は、そもそも性行為を行なうことが難しい場合があります。
・肝障害または腎障害がある人は代謝活動が正常に行なわれないため、有効成分の分解に時間がかかり血中濃度の高い状態が続いてしまいます。
・鎌状赤血球性貧血や多発性骨髄腫、白血病を患っている人は、持続勃起症(プリアピズム)の発症リスクが高まります。
・出血性疾患もしくは消化性潰瘍を患っている人に対する安全性は認められていません。血液の抗凝固作用を強めて、止血を阻害する恐れがあります。
・ほかのED治療薬との併用について、安全性は認められていません。

ステンドラのジェネリック医薬品

ステンドラおよびスペドラは、先発医薬品(先発薬)です。
ほかにもアバナフィルを配合するジェネリック医薬品の開発が進んでおり、より気軽に購入できるようになりました。

100mg/4錠入り 100mg1錠あたり
スペドラ 5,390円 1347.5円
アバナ 4,510円 1127.5円
ドラスマ 1,790円 447.5円

スペドラは、100mg錠のほか200mg錠(4錠/7,190円)も展開されています。
200mgを半錠ずつ服用すれば1回あたりの費用が898.7円なので、100mg購入時よりもコストパフォーマンスは向上します。

アバナドラスマも、ステンドラと同じ効果・安全性が認められた商品です。
できるだけ低価格で購入したいという場合には、ジェネリック医薬品の選択がおすすめです。

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