尖圭コンジローマについて

性器に病変が現れる性感染症は多く、尖圭コンジローマもそのうちの1つです。

しかし自覚症状がほとんど出ないというやっかいな病気なので、発見が遅れてしまうことも少なくありません。

ここでは尖圭コンジローマの原因や症状、そして正しい改善法について解説していきます。

尖圭コンジローマとは

尖圭コンジローマ感染者数の推移

尖圭コンジローマはHPV(ヒトパピローマウイルス)が原因で起こる性感染症です。

若年層に多いとされており、10代後半から20代前半にかけての発症率は特に高くなっています。

母体から新生児への感染も報告されていますが、主な感染経路は性行為(オーラルセックス・アナルセックス)であるため、乳幼児の発症はかなり稀です。

感染してから発症するまでの潜伏期間は3週間~8ヶ月と長く、感染時期の特定は困難です。

男女に同じ症状が現れます

尖圭コンジローマの特徴は特徴的なイボです。形はカリフラワーやニワトリの鶏冠(トサカ)に例えられ、ほとんどの場合で小さく尖ったイボが多発します。

イボの好発部位

男性の場合▶膣周辺、肛門周辺
女性の場合▶陰茎周辺(亀頭や包皮の内外)、陰嚢、肛門周辺

イボの他に痛みや痒みなどの症状は出にくいため、発症に気付かない感染者も多いようです。

しかし摩擦や刺激によって病変部位に痛みや出血が生じることがあります。放置すればイボが大きくなったり増えたりする恐れがあるため、適切な治療を行いましょう。

尖圭コンジローマが悪化するリスク

100種類以上あるHPVですが、尖圭コンジローマを引き起こすのは6型や11型といった一部のタイプに限られます。

しかし中には陰茎がん子宮頸がんの原因となる16型・18型の悪性HPVにも同時に感染する人がいます

尖圭コンジローマの病変が小さい場合などは自然に治ることがありますが、悪化のリスクを避けるためにも専門的な治療が必要です。

コンドームやワクチンによる予防が可能

HPVへの感染を予防する方法の1つはコンドームの使用です。100%感染を予防できるわけではありませんが、リスクを軽減させることは可能です。

また、子宮頸がんを高い確率で予防できる4価HPVワクチンは、悪性HPVだけではなく尖圭コンジローマの原因となる6型・11型にも効果があるとされています。

ただし現在の日本では4価HPVワクチンの男性の接種が認められていません。あくまでも子宮頸がんを予防するため女性のみが行える方法です。

外用薬で早期治療を行いましょう

尖圭コンジローマはイボが多い・大きい場合に除去手術が必要になることもありますが、すぐに治療を行うことで重症化を防げます。

近年では再発予防も兼ねて外用薬が第一選択薬として用いられるようになりました。

尖圭コンジローマの治療薬▶ベルセナクリームアルダラクリーム

イボが消えるまでに時間はかかりますが、免疫力をつけて再発リスクを軽減に繋がるため、病院でも積極的に処方されています。

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