性器ヘルペスについて

性器に水ぶくれのような病変があり、痒みやチクチクとした痛みがある場合、それは性器ヘルペスかもしれません。

無症状であってもウイルスを保有していることがあるため、比較的うつりやすい性感染症です。

キスや性行為によって感染する性器ヘルペスの症状、そして予防法や治療法をまとめて紹介します。

性器ヘルペスとは

性器ヘルペス感染者数の推移

性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルスの感染によって起こります。口の周りにできる口唇ヘルペスも同じウイルスが原因です。

ウイルスには2つのタイプがあり、

1型▶唇に症状が現れやすい
2型▶性器に現れやすい

という特徴を持っています。

ただし1型が性器に感染することもあるため、オーラルセックスにも注意が必要です。

ウイルスの潜伏期間は2~7日と短めで、初めて感染した場合は症状が強く出る傾向があります。

男性の症状

男性が単純ヘルペスウイルスに感染すると、水ぶくれ・発疹などの病変が亀頭や陰茎を中心に現れます。病変は臀部や肛門付近にも広がることがあります。

水ぶくれが破れると皮膚がただれた状態になり、激しい痛みや痒みが生じます。

また、初感染時には発熱や足の付け根(股関節)のリンパが腫れるなど、重い症状が出るケースも少なくないようです。

女性の症状

女性の主な症状は膣周辺や子宮頚部、臀部の水ぶくれ・発疹など、男性とほぼ同じです。

初感染の場合、発熱や股関節のリンパの腫れが起こることもあります。

しかし女性の場合、排尿・歩行が困難になるほど強い痛みが出る可能性も。妊娠中であれば胎児・新生児に感染する恐れがあるため、適切な治療を行いましょう。

性器ヘルペスは再発する可能性があります

一度感染してしまうと、治療を行ってもウイルスは完全に消えません。半永久的に体内に留まり、以下のような要因で再発することがあります。

✔強いストレス
✔風邪などによる免疫力の低下(健康不良)
✔睡眠不足や疲労
✔女性の場合は月経

再発時は初感染時よりも軽い症状の場合がほとんどですが、稀に悪化する可能性もあります。

感染しても無症状であることが多い

ウイルスに感染しても、7~8割の人には症状が現れません。いずれ発症することも考えられますが、無症状のまま過ごすケースも多いのです。

しかしながら無症状であってもウイルスを保有していることには変わりなく、パートナーに感染させてしまう可能性があります。

一番の予防法はコンドーム

感染を予防する方法としては、性行為時のコンドーム着用が何より効果的です。もちろんオーラルセックスでもコンドームは必要になります。

しかし単純ヘルペスウイルスの感染力はとても強く、皮膚や粘膜のわずかな接触でうつってしまうことがあります。

性器にチクチクした違和感やむず痒さがある場合などは、キス・性行為を避けるといいでしょう。

症状が現れたらすぐに治療を始めましょう

症状は自然に治ることが多いものの、初感染時は悪化する可能性が特に高いため、なるべく早めの治療が必要です。

治療には抗ウイルス薬が用いられ、点滴や内服・外用などの種類があります。

▶症状が軽い場合(再発時など)

バルトレックスバルシビル)を5日間服用
ゾビラックスアシビルDT)を5日間服用
③ゾビラックス(アシビルクリーム)を5~10日間塗布

▶症状が重い場合(初感染時など)

①ゾビラックスの点滴を7日間
バルトレックスバルシビル)を5~7日間服用
ゾビラックスアシビルDT)を5~10日間服用

早期治療は症状の悪化を防ぎ、治療期間の短縮にも繋がります。初感染時であっても同様のことが言えるため、感染の疑いがあれば自然治癒を待たずに治療を始めましょう。

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